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空間認知能力がないとやばい?(小学校算数編)

 コ ラ ム 

2022年2月2日

正答率55%の衝撃!小学校6年生算数の問題とは?

正答率55%の衝撃の問題が出されました。


その問題が↑の画像





いかがでしたでしょうか?


もちろん正解は三角形の面積なので 「(底辺)×(高さ)÷2」


3 × 4 ÷ 2 = 6


となります。




この問題の小学6年生の全国平均正答率が55.4%・・・。

なかなかショッキングな結果でした・・・・。




でも思い返すとそんなに不思議ではなく、私が中学1年生相手に数学の授業をしていた時、

同様の問題でこんなやり取りがあったのを思い出しました。


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私:(似たような三角形の面積の問題をだす)


生徒:「高さがないから計算できなくない?」


私:「ここが底辺でここが高さだよ」(図形を指さしながら教える)


生徒:「?」


私:(底辺を下にした形で図形を書き直す)


生徒「なるほど!」

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当時の私はまだ塾講師になったばかりで、


”中学1年生でこの問題が解けない子がいる”


という事実に衝撃を受けたことを思い出しました。





ただ生徒からすると不思議なことではなく、


「底辺は下にあって高さは縦にあるもの」


と覚えてこれまでやってきたのですから、解けなくて当たり前なのです。





一方、数学が得意になる子は図形の問題で悩んだときに、頭の中で無意識に図形を回転させたり裏返したりして、いろんなパターンを即座に試しています。


そういった子はたいてい小さいころから


パズルやブロック遊びなどにたくさん触れており


頭の中で図形を動かす空間認知能力が自然と身についた結果、算数や数学の問題を苦も無く解けるようになるのです。





当学童塾では子供の空間認知能力を伸ばすためのプリントやブロック、その他ゲームなどを多数用意しております。


勉強は覚えることも大事ですが、それ以上に覚えた知識を活用する知能のほうが、学年が上がるにつれて重要になってきます。


遊びは不要とすべて切り捨てて目先の点数を追うのではなく、子供の成長を長い目で見守ってあげる大人の姿勢が大事なのかもしれません。





●全国学力テスト正答率資料

令和3年度全国学力・学習状況調査の調査結果を踏まえた学習指導の改善・充実に向けた説明会及び説明

(国立教育政策研究所)

https://www.nier.go.jp/kaihatsu/setsumeikai/r03setsumeikai/index.html






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